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合成樹脂用語集(成型加工編)
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ダイ  Die
@ 押出成形(フィルム成形,中空成形等)において,溶融材料を所定の形状に変換するために押出機の先端に取り付ける口金の部分をいう。
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ダイキャスト  Die casting
@ 金属加工の一つの方法で溶融金属に圧力を加えて金型に圧入する鋳造法をいう。
A 薄肉物ができ,寸法精度が高く,多量生産的である。溶融金属には. Al(アルミニウム). Zn (亜鉛),Cu(銅),Mn(マンガン)合金がよく用いられる。
B この成形原理が,プラスチック成形加工法の中で代表的な射出成形機誕生のベースとなった。
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ダイバー  Tie bar
@ プレス及び射出成形機において,ダイプレートを支え,かつ金型の開閉動作を案内し,また型締め中は型締力を受け止める2本以上の支柱あるいは棒のことをいう。
A Tie=結ぶ(ネクタイのタイ)とbar=棒に由来する名称である。
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タブゲート  Tab gate
@ タブ(溶融樹脂の留り)を設けたゲート。
A ゲート付近の内部ひずみ,焼けなど好ましくない現象を防止し,ゲートで絞られた樹脂をスムーズにキャビティーに流しこむことができる。
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ダルメージ型スクリュ  Dulmadge type screw
@ 押出機スクリューの先端に設けられた特殊部分をいう。
A 主に混練向上のため,又は背圧増加,脈動防止のために設けられ,この目的達成のため種々の工夫がなされている。溝(切込み)を付けたもの,一部が逆ねじになっているものなどがある。“ミキシングヘッド”とも呼ぶ。
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タンブラー  Tumbler
@ 円筒容器を回転させる装置(簡易的には空ドラムに回転等駆動装置をつけたもの)で。粉末状又は粒状材料の混合,成形品ばり取りやつや出しなどに用いる。
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中空成形  Blow molding
@ “吹込成形”,“ブローモールディング”とも呼ばれるが,中空成形という呼称か最も一般的に用いられる。
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超音波溶接  Ultrasonic welding
@ 熱可塑性プラスチック製品(PS、ABS等剛性の高い材料)の溶接部にホーンという発振子を用いて超音波をあて,その振動エネルギーによって接合部分を発熱させて溶接する方法
A 一般に利用する周波数は16〜30kHzで,被溶接材料の厚みによって選ばれる。
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チョークバー  Choke bar
@ 通常,Tダイの内部にはダイ幅全体にわたって等しい流速で材料を押出すための材料分配用の溝(マニホールド)が設けられているが,これだけでは厳密な流量制御が期待できないので, マニホールドの前方に可動堰を設けてある。これを“チョークパー”という。
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チルロール法  Chill roll extrusion
@ Tダイを用いてフィルムを製造するとき,冷却水を通した鏡面仕上げ用の冷却ロール(チルロール)にダイから押し出された材料を接触させて,冷却とつや付けとを同時に行なう方法をいう。
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Tダイ  T-Die
@ 広幅のフィルムやシートなどの押出成形をするために用いる直線状のダイスリットを有するダイ,形状がT字形をしているので,この名があり,溶融材料はTの字の脚に相当する部分からダイに送り込まれ,ダイ内で左右に広げられて,Tの字の横棒に相当する部分から押し出される。
A スリットの全長にわたって均一な厚さの材料を押し出すために,マニーホールドと呼ばれる材料配分用の溝かダイ内部にダイスリットと平行して設けられているので,“マニホールドダイ”と呼ばれることもある。
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ドライカラーリング  Dry coloring
@ 熱可塑性樹脂ペレットに着色剤を配合する技術のひとつ。
A 着色ペレット(ペレット内部まで着色剤が分散しているもの)を作ることなく,ペレットと粉末状着色剤との粗配合物より直接着色成形品を成形する着色方法を “ドライカラーリング”という。
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トランスファー成形  Transfer molding
@ 原理は,タブレット状に成形した材料を高周波で予熱後,ポットに入れ,型内にプランジャで押し込み加熱硬化する。
A 特徴としては,圧縮成形より寸精度がよい。肉厚の異なる部品成形によく,成形サイクルの短縮,多数個どりに適するが,低圧移送成形は半導体精密部品の埋め込みに適するが,材料損失が大である。
B 応用例 トランジスタ,ICの埋め込み,クロスバー交換機部品
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トーピード  Torpedo
@ プランジャー型射出成形機の加熱シリンダー内にある魚雷(トーピード)形の金属部品で,成形材料の流れを防ぎ,材料を均一に加熱溶融させる働きをする。
A 同様の目的で押出機のシリンダーの先端部に付属することもある。
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トリミング  Trimming
@ プラスチックフィルム,シートなどの縁(ふち)切りをいう。
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ドローダウン  Draw down
@ 俗に“たれ下り”ともいう。主に中空成形で,押出されたパリソンが自重とスウェリング現象のため,金型に挾まれる前に垂れ下り(たて方向に伸び),パリソンの上部よりも下部か直径,肉厚ともに大きくなる現象をいう。
A 温度の高いほど,押出速度の遅いほど起こり易く,製品肉厚の不均一を招く原因となる。
B なお,スウェルとは,押出成形品の断面積より大きくなる現象をいう。
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ドローイング  Drawing
@ 熱可塑性樹脂のフィルム,シートや棒を引伸ばして表面積を増し,断面積を減ずる方法をいい,引落としとも呼ばれる。
A ポリオレフィンTダイフィルムにおける引伸し,ポり塩化ビニルのカレンダー加工によるフィルム引伸しなどがそれであり,ポリプロピレンの二軸延伸フィルムはこの比率の大きなものといえる。
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